100を切るよりも、90を切るよりも、80を切るよりも、70を切るよりも
同じ70を切るのならばフロントティーよりバックティーのでのプレーの方が、
それよりも試合で出すほうが、
同じ試合でも1日の試合よりも2日間の試合の方が、
それよりも4日間の試合の方が
確かな技術が求められます。
センスは個人差がありますが、少々、あるいは大きな技術的欠陥があっても
100を切ることはできます。
人によっては90を切ることも出来、80を切ることも出来るでしょう。
前にも書いたとおり、ゴルフは上達が止まった所からが勝負です。
そこからは正しい知識と理論を学び、実践することが必要となります。
自己流は限界を近づけます。
試行錯誤します。
沢山ある基本の欠如が自覚できないと、「こっちが良くなればあっちが悪くなる」という「ザル状態」になってしまいます。
80で廻る人に教わるということは、80を切ることに試行錯誤している人で、
確かな技術と知識が、そのレベルでよく分かっていない人ということです。
どのくらいのレベルまで行ったのかが、その人の「ゴルフの知識」であるのです。
ゴルフのレッスンははっきり言って誰にでも出来、
誰でもプロと名乗りできる商売です。
一流企業運営のゴルフスクールでさえ、資格など問わずに一般募集しています。
今の時代、当り前のことですが、お客様第一です。
前にも書きましたが、特に個人レッスンでは「見本を見せてください」と
リクエストするのは当然の権利なのです。
その人の考えとやってきた事が、その人のスイングに表れゴルフに表れるのです。
お客様がコーチを選べる時代なのです。
指導者に、「どのくらいのレベルまで行ったのですか?」と訊ねることも当然の権利であり、
指導者に対して全く失礼には当たりません。
その他何でも疑問に思ったことは訊ねてください。
お互いのためです。
プロを目指すもの、目指したものが、7000ヤードを超えるコースで
コースレートが72を超えるコースで、
試合で70を切れないことはセンスの問題ではありません。
努力と知識で打ち込めば、何とかできるレベルなのです。
最後に小宮一慶氏の言葉から引用させて頂きます。
「ゴルフでも最初は基本的なスイングをコーチから学んだほうが後々が違いますね。基本をしっかりと学び、そして適切な練習法で訓練する方が、自己流でやるよりも、はるかに上達は早いです。自己流でどうにかなると思い込んで、学ぶことも習うこともしない人は、ある意味、傲慢です。こういう人で成功した人を私は見たことがありません。
考え方だけではなく、技(スキル)も勉強しておく必要があります。」