2013年4月18日木曜日

ゴルフを学ぶことについて

100を切るよりも、90を切るよりも、80を切るよりも、70を切るよりも

同じ70を切るのならばフロントティーよりバックティーのでのプレーの方が、

それよりも試合で出すほうが、

同じ試合でも1日の試合よりも2日間の試合の方が、

それよりも4日間の試合の方が

確かな技術が求められます。

センスは個人差がありますが、少々、あるいは大きな技術的欠陥があっても

100を切ることはできます。

人によっては90を切ることも出来、80を切ることも出来るでしょう。

前にも書いたとおり、ゴルフは上達が止まった所からが勝負です。

そこからは正しい知識と理論を学び、実践することが必要となります。

自己流は限界を近づけます。

試行錯誤します。

沢山ある基本の欠如が自覚できないと、「こっちが良くなればあっちが悪くなる」という「ザル状態」になってしまいます。

80で廻る人に教わるということは、80を切ることに試行錯誤している人で、

確かな技術と知識が、そのレベルでよく分かっていない人ということです。

どのくらいのレベルまで行ったのかが、その人の「ゴルフの知識」であるのです。

ゴルフのレッスンははっきり言って誰にでも出来、

誰でもプロと名乗りできる商売です。

一流企業運営のゴルフスクールでさえ、資格など問わずに一般募集しています。

今の時代、当り前のことですが、お客様第一です。

前にも書きましたが、特に個人レッスンでは「見本を見せてください」と

リクエストするのは当然の権利なのです。

その人の考えとやってきた事が、その人のスイングに表れゴルフに表れるのです。

お客様がコーチを選べる時代なのです。

指導者に、「どのくらいのレベルまで行ったのですか?」と訊ねることも当然の権利であり、

指導者に対して全く失礼には当たりません。

その他何でも疑問に思ったことは訊ねてください。

お互いのためです。

プロを目指すもの、目指したものが、7000ヤードを超えるコースで

コースレートが72を超えるコースで、

試合で70を切れないことはセンスの問題ではありません。

努力と知識で打ち込めば、何とかできるレベルなのです。

最後に小宮一慶氏の言葉から引用させて頂きます。

「ゴルフでも最初は基本的なスイングをコーチから学んだほうが後々が違いますね。基本をしっかりと学び、そして適切な練習法で訓練する方が、自己流でやるよりも、はるかに上達は早いです。自己流でどうにかなると思い込んで、学ぶことも習うこともしない人は、ある意味、傲慢です。こういう人で成功した人を私は見たことがありません。
 
考え方だけではなく、技(スキル)も勉強しておく必要があります。」